設計について
私たちが大切にしているのは、家を建てる土地を読み解き、その土地に合った設計を行うこと。窓から見える風景、風の通り、家の内外からの目線を考え、心地いい居場所がたくさんある住まいに仕上げます。自然素材をふんだんに使い、室内に流れる空気感や、心と体の健康を大切に考えます。
時を経てなお長く愛され続ける、シンプルな木の家をご提案いたします。
コンパクトにつくる
- 広さが重要ではなく、生活にちょうどいい空間を作ること。
目線の抜け感を考えたり、回遊できる動線をきちんと作ることで、人は広さを感じることができます。大切なのは暮らす人がどう感じるかではないでしょうか。
限られた予算の中でコンパクトに作ることが、上質な家を建てる第一歩だと考えます。
窓からの景色を大切にする
- 窓から見える景色を大切にすること、居心地のよさはがらりと変わります。
周囲に緑がなく、家が密集しているのなら、真ん中にお庭をつくって、そこに向かって窓をつける。
南向きに大きな窓を作っても、風景がよくなければ心地いい住まいにはならないはずです。
風合い・手触りを大切にする
- 子どもを見ていると、お部屋の中でひだまりを見つけて無垢の床にほっぺをつけ、気持ちよさそうに寝転んでいます。
五感で感じる自然素材の心地よさは、しあわせな風景を作り出すと私たちは考えます。
メンテナンスやコストなど、生活スタイルを考え、より良い素材をご提案しています。
お気に入りの場所を散りばめる
- 家族それぞれが、いろんなお気に入りの場所があると感じる住まいが理想です。
階段や和室の小上がりに腰掛けて、子どもが絵を描いている。お母さんはそれを眺めながらキッチンにいて、お父さんは窓際で本を読んでいる。
家族の距離感を大切に考え、ちょうどいい居場所をたくさん作ります。
自然と共に暮らす
- 日々の生活の中で、季節の移り変わりや、晴れの日、雨の日を感じられるのがお庭です。
お庭がなくても、アプローチに木が1本あればその変化を感じられます。
木の根元に小さな花を植えたり、枝に留まった鳥を眺めたり、忙しい中にもふと癒され、子どもの成長にもつながる、庭は暮らしにかかせない場所です。
回遊ができ、使いやすい動線を考える
- 収納はたくさんあるのに、片付けができない。それは家事動線が問題かもしれません。
たくさん買い物をするなら、入ってすぐキッチンをつくるなど毎日のちょっとした家事の動線で、片付けのストレスが改善されます。
使う人の生活スタイルをしっかりヒアリングし設計しています。
飽きのこないシンプルなデザイン
- 長く住むことを思うと、流行や奇抜さ、かっこいい外観よりもお庭が映える、周囲の環境や日本の風土にあったシンプルな家が好きです。
素材や質感にこだわり、年月を重ねるほどに、庭の緑が育ち、いい家になる。
暮らすうちにじんわりその良さを実感できる「あたりまえが愛おしい暮らし」をデザインしています。