【概要】
竣工:2022年
計画:新築 木造平屋
面積:81.15㎡(24.5坪)
Q.今お住まいになられてどのくらいですか?
A.1年ほどです。
関元:私達が見に来たときは小さな小屋と木の根っこがたくさん残っていましたね。まずはそれらを解体して、高低差もあったので排水の問題も色々とありましたよね。でも澄んだ空気と周りの景色にとても見惚れたのを覚えています。
Q.街中から郊外への移住に不安な点はありませんでしたか?
A.それはさほど気になりませんでした。街中で暮らしていた時も買い物には車を使っていたし、結局私たちの暮らし方だと利便性はあまり変わらないのかも。
関元:こちらはやはり町中から交通の便が悪いところにお住まいになるので、それを感じさせないように、最大限その土地の魅力を出せるような家にしなくては!という気持ちがありました。
近頃珍しいと思いますが、トイレは洋式と和式を両方作ってほしいということもお願いしましたね。
関元:すごく器用でセンスお良い奥様でしっかりとした手書きの間取図を描かれてきたのにびっくりしました。その図面からE様にとって何が重要なのか、どうしたいのかがすごく伝わってきたのを覚えています。プランは少し変えてご提案しましたが、こんな風にどういった形でもよいのでしっかり未来の自分たちの暮らしについて思いを巡らせて、こちらに伝えていただけると嬉しいですね。
窓を閉めると本当に静かなので、夕方の子供達がお祭りの練習をしている声とか鳥の声を聴くために、あえて窓を開けてみたりしていますよ。笑
関元:窓の位置にはこだわりました。初めて土地を見に来た時、この方向に大きな窓をつけて海と山を近くに感じられるリビングにしようとすでに心は決まっていました。
Q.真夏・真冬の住み心地はいかがでしたか?
A.快適です。
電気代も、前の家ではほとんど使っていなくても月に2万円ほどかかっていたのが、今は1万円ほどです。冬に毎日暖房をつけていた時でも1万6000円ほどでした。
やっぱり澄家がとても良いような気がします。
Q.お友達が来た時の反応はどうですか?
A.来る人はみんな、リビングの天井をほめてくれます。木の板を貼っていることや、開放感があっていいね、だそうです。
お庭があるので、お友達が植物を持ってきてくれたり、こちらで取れた花の種をおすそ分けして内輪で交換してみんな同じ花を咲かせていて。流行っぽくなっています。笑
関元:実は私もいただいている一人です。打合せ中の頃から、咲いている水仙のお花を包んで持ってきていただいたり、種を頂いたりして、そんな風にされるE様が素敵だと思って私もお客様や知り合いに会う時に意識したりしています。
Q.引っ越してすぐの頃と、1年が経った頃、今現在の住み心地に変化はありますか?
A.片頭痛があったんですが、1年住んでみて、今は前よりよくなりました。
自分たちが住んで終わりでなく、家の価値をきちんと残せるように、丁寧に、きちんとメンテナンスすることも大切に思っています。