【概要】
竣工:2022年5月
計画:土地探しから・新築 木造2階建て
延床面積:約114㎡(約34坪)
Q.今お住まいになられてどのくらいですか?
A. 1年4か月です。
奥様:伊礼さんのもとで設計を学ばれている関元さんだから、という期待感もありましたね。
何も考えてなかったけど、逆に関元さんが色々考えてくれてることが多くて良かったと思ってます。いいことって多分気付かないんですよね、あんまり。嫌な事、悪いことっていうのは気付くと思うんですよ。普段何も思わずにのんびり過ごせてるってことは、ほんと悪いところ、これ嫌、ってところがないということだと思います。
Q.家づくりはどんな風に進んでいきましたか?
A.
ご主人:最初ヒアリングしていただいて色々伝えてはあったんですけど、図面を見て想像していたよりも、さらにできてみるとサプライズがありました。ここは言ってないけど、こういう風にしてくれたんだなって。
実家の家の窓から大きな柿の木が見えるんですよ。その見え方が好きだったんで、ここに座って木が見えるいうのは本当に落ち着くんです。
それと、僕が小学校低学年の頃に家を増築して子供部屋ができることになって、2階建てだからベランダがあるものとばかり思ってたらなくて。自分専用のベランダが欲しかったんですよ。そういうこととか、ずっと思ってたはずなのに、家を建てる時には忘れていました。だけど気づいたら取り入れてくれてました。
奥様:おもしろいほうがいい。リビングから雨とかも見えるのが結構いいんですよね。葉っぱにも当たるし、向こうの山の紅葉とかも見えたりするんで。実家が近いので、子どもの頃から見てた山が見えるのもいい。
関元:土地探しを一緒にしている段階で、自然がお好きだと感じていたので、そのような設計になっていったんだと思います。
Q.真夏・真冬の住み心地はいかがでしたか?
A.
ご主人:冬・夏・梅雨と過ごしてみて、すごくいいですよ。じめじめ感は全然ない。毎日過ごしていたらわからないけど、お客さんが訪ねてくるとよく言われます。「あれ?エアコンをさっきつけたばっかりなのに、こもった感じがしないね」って。昔の家と違って2階が涼しいんですよね。
関元:天井面ではなく屋根面にしっかり断熱材を入れているからですね。それと換気設備で熱交換して、外よりも気温とか湿気とか、少し外気より快適な温度になって中に入ってきて、更に気密性もいいのでエアコンがすぐ効く。澄家(24時間全熱交換型換気システム)が上手く機能してくれているんだと思います。あと、シラス壁やセルロースファイバーの等の組み合わせによる相乗効果もあると思いますよ。
Q.電気代はいかがですか。
A.電気代はすごく安い。7月中くらいまでは3000円台。ずっとそんな感じで。8月はコロナにかかって家でいる時間が多かったからちょっと上がったけど、8000円くらい。土日だけだったらめちゃくちゃ安いので、ちゃんと電気通ってるんかな、みたいな。
Q.お友達が来た時の反応はどうですか?
A.絵を飾ったり鑑賞ルームみたいに使っている玄関横の和室がすごくいいと言ってくれます。
関元:最初は広い玄関がいいとおっしゃっていたのですが、そんなに広くすることはちょっと難しくて。和室は作りたいとおっしゃっていたので、玄関と和室と繋げるように作りました。目の前に音楽室もあるし、そこで集まった時にいつでもお茶を飲めたりできたらと考えました。
Q.お休みの日はどんな風に過ごされていますか?
A.
奥様:ウクレレを一緒に習ってる人がいて、一緒に練習したり、お互いがそれぞれ別の居場所で音楽的なことをやってるときはあります。バルコニーでヨガやりたいなと思ってるんですけど、まだやってない。朝ヨガとかいいですよね。
ご主人様:休みの日にどっか行かなくても、家はいいですね。アパートで住んでいるときは休みの日に出かけることが多かった。コロナになって出かけられなくても、ゆっくりできる家があったからよかった。
関元:おふたりが話してるのを聞いてると、すごく今住まれてるお家を好きでいてくれてるというか、楽しまれているのが感じられて嬉しいです。
Q.防音室はいかがですか?
A.先日初めてバンドの仲間とここに集まりました。ようやくコロナも落ち着いて、ライブも増えるし、もっと防音室を使う機会が増えてきそうです。
関元:私たちも防音室を作らせていただくのは初めてだったんですが、ご主人とショールームを見に行っていろいろ試行錯誤しながら作らせていただくのが楽しかったです。太鼓やギターやらショールームまでたくさん持ってきていただきましたよね。笑
関元:嬉しいお言葉、ありがとうございます。
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