家づくりのこと
「薪ストーブいいなぁ」
弊社モデルハウスの見学会で薪ストーブを見て、自然に多くの人が口に出しているのを聞きます。
その後、「でもなー・・・」と続くのもまたよく聞きます。
その通り。でもなー・・・に続く言葉がたくさんあるのが現実です。
・初期費用がかかる
・薪が用意できなければ、購入するとランニングコストもかかる
・メンテナンスで毎年の煙突掃除が必要
・薪割が必要
・薪の置き場の確保
・虫問題
そんな手間のかかる、お金もかかる薪ストーブですが、それでも設置する一番の理由はこれだけ。
「暮らしを格段に豊かにする」
薪ストーブを設置したお施主様とお話しすると、
「道を走っててトンネル工事をしていたので、伐採したいらない木とかありませんか?ってわざわざ聞きに行ってねー。薪を集めるのにも苦労するわ。」
「こんな虫が出てきたよー」
「最初はなかなかうまく焚き付けができなくて、煙が室内に入ってきたり、真っ黒な煙がモクモクでたりして。。。」
不思議なことに、決してポジティブな内容ではないけれど、そう話すお施主様はすごく楽しそうです。
一筋縄ではいかない作業がだんだん上手になってきたり、ちょっとしたトラブルを面白がったり。
薪ストーブは、長く使っている人ほど愛情が増していく不思議な道具です。
使って、メンテナンスして、長く愛着のある道具にしていくことで、より楽しく美しいものに経年変化もしていきます。
私たちの家づくりも全く同じ考え方。なので関元工務店の家と薪ストーブの相性はバッチリだと思っています。
でも、合う、合わないは確実にあるので、興味を持っても下記の2点をじっくり考えることは必須です。
①使う人に合う
②環境に合う
住宅密集地では、近隣の問題が避けられません。煙突の位置や周りの住宅の高さ等はしっかり把握して検討しないといけません。
弊社の薪ストーブは薪おじさんに施工をお願いしています。
知識と経験が豊富で、いつでも火の楽しみ方や道具の使い方などしっかりと教えてくれるところも良いところ。
薪ストーブのことをもっと知りたいという方はぜひ冬に弊社や薪おじさんに来て体感してみてくださいね。
また、設計のコツもたくさんあります。
間取りや換気設備の計画によっても最適な位置が変わると思います。
効率が良いのというのももちろんありますが、料理にも利用したいとか、よく居る場所によっても設置位置を検討します。
多方面から考える必要があり意外と難しいところでもありますので、慣れている作り手が安心ですね。
【施工事例】薪ストーブのある暮らし