toggle
暮らしのデザインスケッチ|関元工務店|香川県高松市

コラム

出来るだけ小さく家を建てることを勧めている理由

 

私達は出来るだけ小さく、シンプルに家を建てることをお勧めしています。

それは、「広さ=お金」と思っているからです。

 

 

最近は物価上昇もあってかそのような要望は少なくなってきましたが、ヒアリングの際に

「理想の間取りで計算すると40坪以上は最低必要じゃないかと思っています。」

「子供部屋は6畳+クローゼットを2部屋。主寝室は8帖以上は必要です。」

等、家族が3~4人の方でもそのような声をよく聞きます。

理由はネットで一般的な間取りを見るとそれが多いし、広い方がなんとなく良いと思うというような回答が多くて、実は明確な理由がないということを感じます。その広さは本当に必要でしょうか?

 

 

予算に余裕のある方でしたらもちろん大丈夫ですし、今まで住んできた環境や家族構成やお仕事等で、どうしても必要なご事情がある場合ももちろんあります。どちらにせよ、広く建てた分色々なところで小さな家と比べるとコストアップに繋がってくるということが言えるでしょう。

 

 

①弊社の家だと平均的にいうと1坪80万~100万円ということになりますので、6畳1部屋=240~300万ということになります。坪単価は設備関係も入っていますので、その金額がまるまるアップ、ダウンという話にはなりませんが、単純に考えると面積を抑えることは大きなコストカットになるということです。

 

②また、広ければ広いほどエネルギー量が増えるのも事実です。夏、冬のエアコン代ももちろん広い方がかかります。

 

広ければ広いほどメンテナンスの時間と費用がかかる。内装、外装メンテナンス部分は広いほど面積も大きい。当たり前ですが、比べると手がかかるのも広いお家です。

 

 

そのあたりのコストを仕上材、又は性能のグレードアップに回してみたらどうでしょう。小さな家にすることで、家の広さに使うはずだったお金を、塗壁材や無垢の床等の上質な素材、又は断熱材や換気設備などの性能向上に使うことで、暮らしの質が格段に上がると考えます。そして、長く住めば住むほどランニングコストのお得感が増すということも先々とても安心ですよね。

 

「小さく作って質を上げる!」関元工務店の鉄則です。

 

これだけ小さな家を勧めてはいますが、実際の最適解は個々で違うと思っているのも正直なところです。

建てる場所の地域性、環境によっても快適な広さというのが変わると思っていますし、お施主様の年齢や家族間の関係性、将来の暮らしの考え方でも実はお勧めの広さが違います。もちろん間取り作り方によっても大きく違いますので、そのあたりはしっかりと調査し、ヒアリングして練った上でご提案しています。

 

その家の住まい手にとって必要最小の広さの家があればそれで十分ではないでしょうか。また広さを求める明確な理由をもう一度考えてみるということもとても良いことだと思います。

 

弊社の小さな家の施工事例

No.20「高台にある小さな平屋」延床面積24坪

No.13「敷地30坪の中の小さな宝箱」延床面積28坪